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こんにちは、ゆうみです♪
先日、「朝日小学生新聞がおもしろい」という話を聞きました!
朝日小学生新聞は、朝日学生新聞社が発行している小学生向けの新聞です。
最近は、自分のために子供新聞を購読する大人もいるそう。
内容が気になったので、実際に朝日小学生新聞を読んだ感想をまとめてみました。
親自身が知識を増やしたい、子供の視野や世界を広げてあげたいというご家庭の参考になれば嬉しいです♪
※この記事は2019年12月の情報をまとめています。
朝日小学生新聞 公式サイトはこちら!
おうち時間を応援!
感染予防や中学受験スケジュールシート(受験しない人も使えるおうち時間活用ツールに♪)、各学習コンテンツも充実しています。
こちらからサンプル紙面もチェックできます>>朝日小学生新聞・朝日中高生新聞
子供新聞の種類と特徴(朝日・毎日・読売)
「子供新聞」は、朝日小学生新聞だけではなく、毎日新聞や読売新聞からも発行されています。
実は、新聞は学校の授業で活用推奨されているんです。(学習指導要領に記載)
なので、小学生が家庭で新聞を学ぶことは教育上も必要と定められているんですね♪
どの新聞も、漢字にふりがながついていて、ニュースを身近に感じられる内容になっていますが、各社それぞれの特徴があります。
簡単に、各子供新聞のポイントをご紹介します。
※学習指導要領…文部科学省が作成する、小学校・中学校・高校で最低限教えなければいけない、教科書編集の基準になるもの
※各新聞社の本紙を購読していなくても「子供新聞のみ」で購読が可能です。
朝日小学生新聞
毎日発行。
1部8ページ。月額1,769円(税込)。発行部数は約105,161部。
購読者は中学受験を検討しているご家庭が多く、中学入試に出る「記述問題」「時事問題」を学ぶことができます。
慶応中等部、早実、東大寺学園中などの難関私立中学合格者の購読率が高いです。
(灘中、女子学院中、筑波大付属駒場中の合格者のうち4割以上が購読者でした!※2014年ベルシステム24調べ)
過去には朝日小学生新聞の記事をもとに入試を作成した中学校もあります。
また、学習ページでは実際の中学入試をもとに作られた問題も多数掲載されています。
中学受験を考えていなくても、1面のニュース解説記事や各教科の学習記事は全小学生の役に立つ内容で、最新のニュースを学べる点が魅力です。
時事問題を学びたい大人や、新聞を通して国語力をつけたいお子さま、中学受験を視野に入れているご家庭におすすめです。
※朝日中高生新聞も発行しています。
毎日小学生新聞
毎日発行。
平日・日曜日は8ページ、金曜日・土曜日は12ページ。月額1,580円(税込)。
購読者の多くは小学生ですが、中学生や未就学児がいるご家庭も購読しています。
低学年向けに「はなかっぱ」の漫画、時事ニュースを識者が解説するコラム、「てつがくカフェ」という“答えのない問い”をテーマを討議するコーナーもあります。
ニュースについて親子で話したい、読み物を通して思考力・判断力・表現力をつけたいというお子さまにおすすめです。
読売KODOMO新聞
毎週木曜日のみ発行。
20ページ、月額550円(税込)。
週1回、話題のニュースがまとめて掲載されています。
イラストや図表が多く、ファッションやスポーツ、書評、名探偵コナンやポケモンのコーナーもあります。
週1回の発行なので、まず活字を読む習慣をつけたいご家庭におすすめです。
※読売中高生新聞も発行しています。
朝日小学生新聞の紙面を紹介!情報量が多くて中身が充実!
今回、実際に読んだ紙面を紹介します。
2019年12月の新聞、5日分から抜粋をしました!
全体像と印象
新聞の全体像はこんな感じです!
サイズは大き目で、広告も入っています。
パッと見だと、小学校低学年には文字が多いかも…?!
ただし、全漢字にるびがふられているので、いざ読んでみると苦痛ではありません!
一般の新聞と同じように、1面には全ページの目次があります。子供向けでかわいいです♪
1面の話題(5日分)
5日間、それぞれの1面の紙面を載せていきます。
まずは「プラスチック製レジ袋 有料になるよ」
生活に関わる、大切な話題ですね。
次に、「令和元年 ラストの天体ショー 部分日食を観察しよう」
大きな写真とともに、日食や日食グラスの解説、各地からの見え方が説明されています。
そして「ネットを使うときの注意 知り合った人と会わないで」
親子それぞれに向けての記事があるので、お互いに理解し合い、家族でルールを作ることができそうです。
「動物園マニュアルで事故防げ」
「吉野さん ノーベル化学賞を受賞」
動物園での事故を通して、動物の飼育ルールを知ることができます。
また、ノーベル賞のニュースが簡単にまとめられています。
「スター・ウォーズ完結 物語は永遠に!」
「男女平等、日本は過去最低の121位」
スター・ウォーズがトップでびっくりしました!
出演者に子ども向けのインタビューをしています。
男女平等ランキングのニュースには「順位の低下に大きく影響したのは政治分野でした」とありました。
日本の現状や、これからどうしていったらいいと思うかなど、子供と一緒に考えることができそうです。
朝日新聞と言えば「天声人語」ですよね!受験勉強でも触れる人が多いと思います。
朝日小学生新聞では1面に「天声こども語」として、週に数回掲載されています。
1面には、すぐに読める短めのニュースまとめが掲載される日もあります。
「社会」「国際」「話題」「ことば」に分かれていて、内容もわかりやすい♪
子どもには海外を身近に感じてほしいので、「国際」は必ず一緒に読みたい…!
都道府県ファイルという、各県の特徴をまとめたコーナーもありました!
2面からのコーナー
朝日小学生新聞の2面以降の紙面を紹介します。
まずは「クイズでおさらいジャンケンポン」
最近のニュースをまとめてクイズにしています。
「みんなのお仕事」
様々な職業を学べるコーナーです。
今回は、ジュエリー職人!
様々な職業を学ぶと、大人自身も新しい世界に触れることができますね。
学習ページ
ここからは、朝日小学生新聞の大きな特徴である「学習ページ」を紹介します。
各教科、通信教育の教材か…!と思うほど、本格的な内容でした!
国語
国語は3つのコーナーがありました。
1つめは「参上!四字熟語 妖怪たぬし」というコーナー。
マンガで学ぶ四字熟語です。今回は、空前絶後と用意周到。
やっぱりマンガはわかりやすいですね!マンガの最後では、クイズで知識を増やすことができます。
2つめは「朝小 記述力アップ講座」。
2020年度からの大学入試改革で最も重視される「自分の考えや意見をまとめて伝える力」を養成できるコーナーです。
このページでは、文化庁の「国語に関する世論調査」の結果から、人々の言語感覚を学びます。
全世代に調査をしたところ、「憮然」や「砂をかむよう」の本来の意味を理解しているのは16~19歳が一番多く、年齢が上がるほど、本来の意味を選ぶことができないそうです。
こちらは課題です。
課題1
もしも「絆」が常用漢字に加えられるとすると、字の形の一部が変わるかもしれません。その字の形を40字以内で説明しなさい。
課題2
「憮然」が「腹を立てているようす」という意味で使われるようになったのは、なぜだと思いますか。自分で考えて120字以内で説明しなさい。
どうですか、この課題…。試験慣れしていない私は「…。」でした(;’∀’)
課題の解答は、スマホなどで撮影してメールに添付、または郵送で朝日小学生新聞に送付をすることができます。
優秀な解答は後日の紙面に掲載されます!
3つめは「楽読み 楽解き 国語の時間」
実際に中学入試で出題された問題です。
問題文のあとは「問題」「解き方」「解答」
これ…すごくわかりやすくないですか?!丁寧に段階を追って、正解まで導いてくれます。
その後に「おうちの方へ!読解」
「登場人物の気持ちが変化する場面では、人物の動きに注目し、だれの言動によって、どのように変わったのか、丁寧にたどります」。
国語が苦手な大人も、これを学ぶと日本語力がつきそう…!!!
算数
「数学の世界をのぞいてみよう!」のコーナーです。
企画・構成は「科学的教育グループ SEG」
今回は、
コンパスと定規で描ける図形の世界 第48回「3本の平行線上に頂点のある相似な三角形を描こう」です。
全面を使った本コーナーで、問題の解き方を解説。
解説の中には「証明を知りたい人は第45回の記事(2019年9月19日付け)を見てください」とあり、わからなかったら戻って確認できるようになっています♪
※バックナンバーを読めるURLも掲載されているので、すぐにスマホで確認できます!スゴイ!
別面にはチャレンジ問題があります。
チャレンジ問題の解答と解説がこちら。解き方と証明が載っています。
このコーナーは、原則毎月1回の掲載ですが、本当に内容が濃いと思いました!
英語
「音が出る新聞♩♪えいごで1・2・3!」
この紙面の製作協力をしているのは、なんと公文です!
学び方は…
ステップ1:聞く・声に出す(朝小えいごというアプリをダウンロードして紙面のQRコードをかざすと音声が聞こえます)
ステップ2:書く(単語を並び替えて書く)
ステップ3:読む(イラストに合う単語を選ぶ)
チャレンジ!TOEFL Primary(英語の質問に答える)
1回でリスニング、スピーキング、ライティング、リーディングができるのが良い!
スマホですぐに音声を確認できるのも便利です!
他に「ピカリのえいごでGAME」というコーナーもあります。
英語と知育を合わせた内容で、こちらもQRコードとURLが掲載されていて紙面の英語を音声で聞くことができました!
公民
「知りたい!公民」のコーナー。
日本国憲法の成り立ちや内容、憲法改正についてまとめられています。
憲法改正の手続きには国民投票が必要ですが、国民投票の内容が規定されていない。
なので、具体的な中身を定めるために2007年国民投票法が成立。
投票できる年齢は満18歳以上となり、国政選挙の選挙権も国民投票に合わせるために2015年に満18歳以上に引き下げられたという経緯を学ぶことができました。
授業では、時間をかけずにさらっと過ぎてしまうところも、新聞を読むことで立ち止まって学べるのは、日刊発行の新聞の魅力だなと思います!
コンクールや教育関連書籍の広告が多い!
朝日小学生新聞の広告は、普段生活していると知ることができない情報が多いです。
私立小学校や国立小学校に通っていれば知っているかもしれませんが、公立小学校だと触れる機会が少ないと思います。
こちらはコンクール「こども環境大賞」(作文・絵画)の広告です。
主催:朝日新聞社 共催:東京海上日動 後援:文部科学省、環境省、全国都道府県教育委員会連合会など
大賞・優秀賞は西表島エコ体験ツアーに親子で招待!奨励賞や佳作、参加賞もあります♪
こちらは「ミツバチの絵本コンクール」です。
主催:株式会社 山田養蜂場 後援:日本国際児童図書評議会
ストーリー部門最優秀作品(8歳の子の作品!)の挿絵を募集しています。
入賞すると図書カードや賞金がもらえたり、表彰式や祝賀会に参加をすることができます♪
学校の勉強や宿題以外に、1つ挑戦をするだけでもすごいことだと思います!
このようなコンクールに挑戦することで、子ども自身が新しいことに興味を持ったり、自信がついたりしますよね♪
また、大人でも「この企業がこんな取り組みをしてるんだ!」と視野が広がります。
他には、書籍、塾、教材等の広告も掲載されています。
こちらは「今解き教室」という、思考力や記述力を伸ばすための教材です。
親も知らなかった教材や、イベント、受験関連の情報が多いので、とても役立ちます!
朝日小学生新聞 公式サイトはこちら!
朝日小学生新聞の良い点
実際に朝日小学生新聞を読んでみて感じた、良い点はこちらです。
・親が読んでおくと子供の「〇〇って何?」「〇〇ってどういうこと?」という質問に答えやすい
・ニュースが「多少→少し」のように子供にわかりやすい言い回しで書かれている
・親が家庭で勉強をサポートできるようなアドバイスが載っている
・学習ページは飽きないような工夫があり、大人でも楽しめる
・受験を検討していなくても、学年に関係なく中学受験に向けた問題に触れることができる
・朝日小学生新聞のサイトに読者限定コンテンツがあり、バックナンバーや中学受験に役立つ記事、時事問題の解説を読むことができる
・広告も大事な情報源になるので全体が役立つ紙面になっている
早い子は3歳頃から、知らない言葉を親に質問し始めます。
大人が当たり前のように使っている言葉やニュースで使われる用語を、子どもにわかりやすく伝えるのがなかなか難しい…。
そんな時、朝日小学生新聞を一緒に学べるのが良いなと思いました!
また、子どもが勉強していて「どうしてこの答えが導かれるのか」わからない時に参考になる、丁寧なページ作りが魅力だと思います♪
朝日小学生新聞の気になる点
朝日小学生新聞を読んでみて感じた、気になった点はこちらです。
・ニュースより学習ページの割合が多い
・毎日発行されるので「活字を読む習慣」がない子にはハードルが高い
・報道内容の偏りが心配
・8ページ中、1ページは全面広告になっている
1面以外はだいたい学習ページになっているので「たくさんのニュースに触れたい!」というお子さまには向いていないかもしれません。
ただ、1面に目を通すだけでも他の子よりずっと社会について詳しくなると思います!
また、突然新聞を購読して毎日読める子はなかなかいないと思います。
特に活字慣れをしていないお子さまの場合は、毎日新聞が積まれていく状況になってしまうかもしれません。
そういった場合は、土日にまとめて読んだり、子どもが興味を持ちそうな紙面を一緒に学ぶことがおすすめです!
朝日新聞というと「偏向報道が気になる」というご家庭もあるかもしれません。
私自身が読んだ感想としては、ニュース記事は事実を短く伝えているだけですし、全体的に学習ページが多いので特に偏りは感じませんでした。
日本でも海外でも、新聞社に独自のスタンスがあるのは一般的なことなので、特に気にしなくても良いと思います。
朝日小学生新聞でできる3つのこと
朝日小学生新聞を購読するとできることを3つにまとめてみました!
①②は大人にとっても大事なことだと思います。
参考になれば嬉しいです♪
①ニュースを自分事として深く理解できる
今はいつでもネットでニュースを見ることができますが、だいたいパッと見て終わり。
これは大人でも同じだと思います。
例えば朝日小学生新聞の1面をテーマに、
・情報を理解する
・ニュースの背景を知る
・起きている事柄について自分の意見を持つ
・他人と話して、多様な視点を学ぶ
こういったステップを踏んで親子で会話をすると、思考力もつき、1つのニュースについて深く理解することができます。
②自分の意見を言葉にする力をつけられる
日本ではハッキリ意見や思いを伝えなくても、お互いに「わかってくれる」という信頼の上で会話が成り立っている場合があります。
ただ、海外では自分の意見を持っていないとコミュニケーション自体が難しくなることも多いです。
どんな相手にも「自分の意見を正しく伝える」ために、新聞を読みながら語彙を増やし、相手への伝え方を身につけていくことができます。
特に国語のページは、「考えをまとめて伝える訓練」になります!
③中学受験の下地作りができる
新聞自体が受験に直結するわけではありませんが、中学受験の下地作りになります。
例えば、各教科の学習ページ以外に「公立中高一貫校合格力講座」というコーナーがありました。2019年に出題された総合問題の問題や解説、解答例が詳しく載っています。
中学受験を意識した情報量の多い紙面なので、本当に内容が充実しています♪
新聞を読んで活字慣れしていると長文問題が苦にならないですし、広告も含めて進学を応援する内容になっています。
2020年からの日本の教育は、正解を暗記するのではなく、「自分の頭で考える」「自分で解決策を見つけていく」ことを重視します。
長い目で見た時に、朝日小学生新聞を読むことで子ども自身が表現力や思考力を鍛えるきっかけになると思いました!
朝日小学生新聞は大人も学べる充実した新聞だった!
実際に朝日小学生新聞を読んでみて、親子で学べる良い新聞だなと思いました♪
特に国語のページや時事問題は内容が濃く、大人もしっかり学ぶことができます。
朝日小学生新聞は年長さんで読んでいる子もいるそう。子どもが興味を持ったときが学び時なんですね♪
そうはいっても、実際にわが子は読めるかな…勉強きらいだしな…マンガばかり見てるし…などと思う場合もあると思います。
朝日小学生新聞の公式サイトでは、紙面のサンプルを見ることができます。
まずは親自身が触れてみることが大切だと思うので、ぜひチェックしてみてください♪
この記事がお役に立てば嬉しいです♪
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おうち時間を応援!
感染予防や中学受験スケジュールシート(受験しない人も使えるおうち時間活用ツールに♪)、各学習コンテンツも充実しています。
こちらからサンプル紙面もチェックできます>>朝日小学生新聞・朝日中高生新聞